メーカー別一眼レフ一覧/NIKON
各メーカーが取り扱う一眼レフの特徴や機種などを比較して見ていきましょう。
D3S
D3で初めて採用したニコンFXフォーマットセンサーを徹底的に見直し、内部構造のさらなる最適化を図るとともに、12.1メガピクセルの有効画素数とニコンFXフォーマットのイメージセンサーの広さがもたらす余裕のある画素ピッチをそのまま維持することで、光を一段と効率よく取り込むことに成功。また、屋内スポーツ競技、スタジアムでのナイトゲーム、劇場、ウェディング、日没後の野生動物の撮影、夜の報道現場など、光量に制限があり、しかもフラッシュが使えない場面で、D3Sは、プロフェッショナルが絶大な信頼を寄せるD3以上の、幅広い対応力を発揮します。更にはイメージセンサーに取り込んだ豊富な情報は、14ビットのA/D変換、さらに16ビットの画像処理パイプラインを通じて本来の精度を保ち、RAW(NEF)においてその能力を最大限に発揮します。
D3000
撮像素子は、フィルムカメラのフィルムに相当するものです。この大切な部分に有効画素数10.2メガピクセルの高画質・高精細なニコンDXフォーマットCCDセンサーを採用。ニコン独自の「EXPEED」コンセプトに基づきD3000に最適化した画像処理システムとの組み合わせで、色鮮やかで豊かな階調表現の写真を撮れます。 また、ISO 100からISO 1600まで幅広い感度で撮影できます。また、Hi 1(ISO 3200相当)までの増感設定も可能です。ISO 800以上での撮影時にはノイズ低減機能が作動し、暗い場所での撮影や動きの激しいスポーツシーンの撮影などに効果を発揮します。
FM10
1/2000秒まで、一瞬を確実に描写するメカニカル制御のフォーカルプレーンシャッター。バッテリーと無関係に作動できる信頼度の高い機構です。また、画面中央部に重点を置き、周辺部の光の状況も加味するベーシックな中央部重点測光。狙ったイメージに合わせて独自の表現にこだわれる方式です。微妙な光のニュアンスもコントロールしやすく、露出ワークが思い通りできます。そして絞込みレバーを押すと、設定した絞りに絞り込まれ、主要被写体と背景のボケ具合(被写界深度)を確認できます。実際の描写を事前に確かめながら絞りを選べば、繊細なイメージも、正確に得ることができます。